ミニマルライフで豊かにくらす

もっと余白をつくりたい

我が家にとっては必要なモノ

 

ソファのファブリックが破れて、これはいいチャンスだと思い、なくてもいいんじゃないと家族に打診してみました。

答えはノー。わかっていましたが、断られました。ちなみにミニマリストなる方々は、ほぼソファという家具がないように見受けられます。

 

あってもなくても大丈夫そうだけど、ないとリラックスできないといったところでしょうか。くつろげる我が家に、ソファは必要だそうです。

そもそも家族の協力なしで、廃棄することも不可能なくらい陣取っているソファなので、あっさり買換えすることにしました。破れたソファを使うという選択はありませんでした。

 

夫は、ハイバックがいい。こどもは、カウチタイプがいいとそれぞれリクエストもでます。

 

まずはリーズナブル路線の家具屋さんへ行きましたが、どうもしっくりこないんです。

理由はわかっています、また数年後買換えが待っているから。

 

たまたま連休中に普段なら目にもとめないような家具フェアがやっていて、冷やかし客に見られるのを承知で行ってみました。そこである営業の方のことばが、響いてしまったのです。

 

それは木枠のソファ、またファブリックはダメになるけど、木枠はずっと使い続けられる。当たり前のことなんですが、なんだか愛着を持って毎日使えそうとやっと前向きになれたのです。

 

しかもそこで家族皆の要望を叶えてくれるソファと出会えることができたのです。

ハイバックで頭が安定している、カウチタイプではないがオットマンを買い求めればこどもの要望通り足を乗せられる。なにより軽くて下部に隙間があるので、掃除が楽。

 

しかしお値段がかわいくない、希望通りのものにするなら受注生産になるようなので、冷静になろうと後にしました。

でもどうしても気になって他の物にもの目がいかなくなってしまいました。

 

結局デザイナーさんのショップにまで行って、展示品を迎い入れました。

後日談ですが某家電メーカーのカタログに使われていて、座っているアイドルに目がいきがちですが私はその椅子にうっとりです。

 

さて使い心地、もうとっても大満足です。

まずは数年後またヘタって下手したちょっとしたソファが買えるくらいの代金が発生するかも知れませんが、やっぱり同じものを使い続けられるであろう安心感が違います。あとまたソファを買い換えなければならないという、強迫観念からも逃れられる。

 

どうせモノを持つなら、メンテナンスしてずっと使い続けたいと思って、でもここまでくるにはいろいろと失敗してを繰り返していまがあります。いろいろと手放して、持たない暮らしへシフトしていますが、ソファだけはずっと使い続けたらいいなと思っています。

 

わたしも含めて、座らない日がないほど、お気に入りなんです。まさにいま使っているモノに該当するので、なくてはならない物はその家庭によって違うのでしょうね。

 

そういえば結婚して、ふたりで暮らしをはじめてから3台目のソファでやっとほんとずっと使えるであろうものに巡り会えました。

家も三度建てないと満足いかないとよくききますが、そのとおりかも知れませんね。

 

ちなみに1台目は、ふかふかの沈むタイプで、しかも自分たちのインテリアテイストと合っていなかったんです。

2台目は、ソファーベッド。場所を取る、ソファの下を掃除できないというストレスがありました。

 

きちんとどういったものを自分たちは望んでいるんだろうとわかってくるとしっくりくるものを手に入れるものなんですね。いきなり正解はないと、よく言ったものです。

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